Haritoraとは
HaritoraはSteamVR上でVRChatを楽しんでいるユーザがフルトラを安価に行うための下半身トラッキングデバイスです。
SteamVR上でViveTracker互換のエミュレータデバイスとして振る舞うため、VRChat以外の各種アプリケーションでも動作します。
主な機能
ジャイロセンサを使った専用ハードウェアを身につけることで、OculusQuestやOculusRift S,WindowsMixedRealityHeadsetでのSteamVR環境でフルトラを実現
Haritoraの特徴
ベースステーションが不要。
ジャイロセンサ方式なのでお布団の中でも動作。
5個のジャイロセンサで足の曲げ伸ばしを正確に取得
demo
動いている様子
スペック
動作環境:Windows10 + SteamVR動作環境+Bluetooth接続可能
信号受信範囲:半径5m程度(周囲の環境によって変動します)
センサー受信フレームレート:最低40FPS
使用するジャイロセンサ:ボッシュ社製BNO055
よくあるご質問
購入後、私が受け取れるのは何日後ですか?
約1ヶ月-1.5ヶ月後です。
なぜなら、センサー類は中国から都度バッチ輸入をすること、ケース類の3Dプリンタ製造があること、検品および動作確認をしてから出荷するためです。
動いているデモはありますか?
Haritoraの技術情報はどこで確認できますか?
結局、私は何円用意しておけば良いんですか?
はい。典型的な場合は
Haritora 30000円
M5StickC 2000円
LANケーブル4本 2000円
ベルト類 3000円前後
でベルト類含めて合計4万円弱くらいになるかと思います。
以下のパーツをお持ちでない場合は追加購入が必要です。
Bluetoothレシーバ(Amazon1000円)
モバイルバッテリー(Amazon1000円)
プラスドライバー(m2ねじを2本止める必要があるためです)
詳しくはこちらにまとめています。
組み立てたり、ファームウェアを書き込むのは大変では無いですか?
組み立てはM5StickCをねじで二本止めるだけでなので、15分以内に組み立てが終わります。(そして、センサー間の接続はLANケーブルなので皆様が刺したことあるものです!)
ファームウェアの書き込みなどは、十分なドキュメントを用意しています。
M5StickCやベルト類もまとめて売ってくれませんか?
ベルト類もセットになった物も用意しています。
ただしM5StickCだけはご自身で購入してください。
個人開発のハードウェアで、バッテリーを含む製品を販売するのは製造物責任法の関係上、ほぼ不可能です。
法人での使用や配信の収益化は可能ですか?
自由にどうぞ。コピー製品を売ったり、ソフトウェアをクラックされるのは困りますが、用途について制限しません。
ただし法人の方で、特別なサポートが必要な場合や、カスタムが必要な事などがあればTwitterDMで相談ください。
技適はついていますか?
HaritoraのBluetooth通信を行うパーツであるM5StickCは国内技適を通っています。
PC無しでフルトラできますか?
できません。PC+SteamVR環境が整っている方向けです。
開発チーム紹介
Haritoraは趣味の開発プロジェクトで、以下のメンバーが参加しました
nanananakam
Server Engineer
Haritoraのバックエンドとインフラを担当。
本業はサーバエンジニア